ロック好きなら高校生までに聴いておきたい古典100というエントリー
はてな匿名ダイアリーにロック好きなら高校生までに聴いておきたい古典100というエントリーがあり、音楽ずきである当方も思うことがある。
内容はというと50代以上の方が好きそうなロックではあるが、こういうことを書くのが好きなのは40代と見ていて、身近な50代(リアルタイムで一回りくらい上)の方から影響を受けた人であると想定。当方がまさにそんな感じではあるが、参照元としては90年代に読んだ『ぴあミュージックコンプレックス布袋寅泰責任編集号』によるところも大きかった。何か聞かれたときの後ろ盾が大きいし、ネタのひとつにもなった。
ブコメを見るにつけ思うこと
Queenがない
たしかに。布袋さんはシアー・ハート・アタック(3枚め)を紹介していた。もちろんアルバム。同名の曲も良いけどね。
Beatlesについて
エントリー1番がリボルバーだ。Beatlesは1枚挙げるのが難しいので、そのうえで『挙げない』という選択もありだと思う。別格とも言える。布袋さんはELOのアウト・オブ・ブルーを挙げる際『加工ビートルズ』であると遠くからコメントしていた。ちなみに当方が高校生の頃、サージェント・ペパーズを聴いた時は気持ち悪いと思った。
Deep Purpleがない
これ、ギター・キッズであるか作曲家志向であるか、純粋に音楽(洋楽)ずきであるかで変わってくると思う。当方はアルバムは持ってるけどハマらなかった。
Jimi Hendrixについて
ジミヘンは影響を受けているアーティストも多く、個人的に何か入れておきたいとも思うが、一枚選ぶのは難しい気がする。バンドとしてもジミの存在はとても大きいわけだけど、当方としてはミッチ・ミッチェルの軽快なドラムも好き。
Prince
パープル・レインは順当すぎるので入れなくてよいのでは。戦慄の貴公子や1999あたりが面白いのでは。
XTCが入ってない!
80年代のXTCはみんな面白い(当方はノンサッチまで好き。92年)。Beatlesのアルバムみたいに個性がある、というと言い過ぎかな。個人的にはスカイラーキングを聴いてなかったらトッド・ラングレンを好きにならなかったかもしれない。
YMOのBGM
当方も、とても好きなアルバムです。YMOで一番聴いてると思う。
80年代のアメリカ産業ロック全否定
わかる。アート・ロックというとイギリス勢が強いのが嫌で、当方も積極的にアメリカ勢を聴くようにしていた。多くないけどね。
daftpunkがない
これもわかる。けれど2000年までと断り書きもあるし仕方ない。ディスカバリーは面白い。2001年。
当方からは、邦楽について。
BOØWYのジャスト・ア・ヒーローを基準に考えることがある。Tame Impalaのローナイズムは3枚め(芽が出てきた)・カレンツは4枚め(やりたいことをやった)・スローラッシュは5枚め(安定期に入る)といった感じで。
ユーミンも1枚を選ぶのは難しいと考えている。
当方としては、今の御時世は何らの洋楽のチャンネルかけておいて(例えばYoutubeとか)気に入ったのを掘り下げていけばいいんじゃないのかな。曲名わかるし、shazamもあるし。
それで見つけたのが、先にも少し書いたTame Impala。2017年頃のはなし。この曲も、はじめて聴いた時は気持ち悪いと思った。今どき、こんなカッコいい曲を作るとは!