MAMP6にアップデートした際のバーチャルホスト設定メモ
MAMP6.2もリリースされたもよう。
先月のはなし。
MAMPをアップデートした際に動作しなくなってしまい、とりいそぎ修正した際の個人メモ。
あくまでも、参考まで。
この記事を見ながらアップデートして、動作できなくても責任はとれませんので。
以前にも同様のことが起こったと記憶しているが、タイムマシンから復旧させた。つまり、そのときはアップデートしなかった。そんなこんなで、MAMPは4から6とかなりスパンが空いている。現在、Mac OSのmojave 10.14.6。
アップデートしたらバーチャルホストが使えなくなってしまったのが痛恨で、ちょっと不思議にも思えた。どうやらフォルダごと置き換えてしまうもよう(追記:実際は、もともとあったフォルダは名前に日付をつけてコピーされ、新しいMAMPフォルダを作成するようです。よって、まめにアップデートする場合はストレージ残容量に注意。MAMPはけっこう大きいです)。
以下はおそらく最低限の変更箇所(ファイル)。
httpd.conf
場所は /Applications/MAMP/conf/apache/
# Virtual hosts下のコメントを外す。
Include /Applications/MAMP/conf/apache/extra/httpd-vhosts.conf
httpd-vhosts.conf
場所は /Applications/MAMP/conf/apache/extra/
例・ポート番号は2004とし、htdocsフォルダ内に2004というフォルダを作成する。
以下を追加する。
Listen 2004
<VirtualHost *:2004>
DocumentRoot "/Applications/MAMP/htdocs/2004"
<Directory "/Applications/MAMP/htdocs/2004">
AllowOverride All
AddType application/x-httpd-php .php .phtml .html
</Directory>
</VirtualHost>
MAMP UIからの設定
重要なのは3枚めのPorts設定。80 & 3306に変更。そのボタンを押せばok(これは古い設定と想定。MAMP defaultは8888 & 8889となっていて、最近インストールした人は問題ないんじゃないかと)。
2020/11/12 追記
初稿時は6.0.1にアップデートしていたものを、さらに6.1にアップデート。やはり動作しなくなってしまう。あらかじめhttpd.confとhttpd-vhosts.confを退避させておいたので、これらを上書きし、ポート番号を変更することで動作を確認。
2020/12/13 追記
最近はアップデートが速いような。11月の時点で6.2がリリースされていたのを確認していたが、バックアップでストレージ容量を圧迫するため、アップデートを見送っていた。今まで対応してきた方法で問題なく完了。